管理会社が、セミナーを活用して集客を増やす方法

 管理物件を獲得する機会を増やしたいのであれば、セミナーの活用が有効である。個別面談とは違い、一度に多くの方と触れ合うことができるのが特徴だ。

<セミナーの開催目的>

  1. 自社のブランドづくり
  2. 既存顧客満足度向上
  3. 新規顧客獲得
  4. 自社サービスの認知度アップ

 セミナーの主な開催目的は、この4つであるが、最大の目的は「顧客拡大」ではないだろうか。ただ、よく無料セミナーと称して「4.自社サービスの認知度アップ」ばかりの自社商品を売りこむことがミエミエのセミナーがあるが、それでは参加者は増えないしリピートもされない。やはり参加者にとっていかに有用な情報が得られる場にできるかが重要である。例えば、「空室対策」というセミナーを行うとする。ただ講師から空室対策の事例を一方的に話してもらうだけでなく、合わせて自社ではどのような取り組みをして、どのような成果を出しているのかを具体的に伝えることが重要だ。オーナーが学んだことをすぐに実践するヒントにもなるし、自社をアピールしてファンを増やす非常に良い機会にもなる。以下、セミナーの構成例を記載する。

【例】メインの講演(1部:外部講師)+事例紹介(2部:自社社員)

 1部:空室対策・土地活用・法改正など

 2部:リノベーション実例による賃料上昇の紹介・トラブル対応事例による居住年数向上・事例見学会など}  

 また、セミナーに参加する人の中には新規顧客もいるだろう。既存オーナーと違い信頼関係がないため、継続して顔をあわせることが顧客作りになる。そこで、できるだけ単発ではなく、シリーズセミナーなどにすると良い。具体的には4〜5回を月一開催などにすると、最初は警戒されていても、2〜3回目くらいには顔なじみになるため、自然と相談が発生して参加者から案件が上がりやすい。さらに比較的、参加者と主催者側がなじみやすい方式を取り入れるやり方もある。それはセミナーの中にワークショップを取り入れることだ。参加者と共に主催者側のスタッフが参加して、例えば空室対策のアイデアを一緒に考えるなどの課題を取り組むことにより、わずか数時間程度でも仲良くなるため、自然に相談案件が増えて仕事につながりやすくなる。管理獲得というと、ひたすら地主まわりなどをする方法もよく聞くが、いかに大家さんを呼び込む仕掛けを作れるかがカギである。

最初は40人ほどの参加者が、4年後には120名に増えている事例

最新情報をチェックしよう!

連載バックナンバーの最新記事8件

>賃貸管理のプロフェッショナル「ideaman」

賃貸管理のプロフェッショナル「ideaman」

株式会社ideaman(アイデアマン)は、不動産投資及び賃貸管理業務における問題の発見・解決策の提案・経営戦略への提言などを中心に、賃貸管理における様々なソリューションをご提供いたします。

CTR IMG