カニの時期 -マッチとモッチの出逢い-

今週はハードな1週間でした。東京をスタートして、浜松、福岡、沖縄、福岡、東京、そして金沢へとやってきました。

今回の金沢の目玉は、社会福祉法人 佛子園が経営する「シェア金沢」の視察です。

http://share-kanazawa.com/

もともと1960年、行善寺というお寺で孤児や障害者を受け入れたことがきっかけで、この事業から今の事業の原型が始まったのだそうです。

シェア金沢のコンセプトは「ごっちゃ混ぜ」なコミュニティーを目指して、高齢者や障害者と、地域に住む健常者とが共生できる「ひとつの街」を作り上げることにあるのだそうです。

10,000坪の敷地に、障害を持った児童や高齢者向けの住宅、学生向けの格安賃貸住宅などが存在しています。

核となる建物には、障害を持った人たちがそれぞれ仕事を持っており、お蕎麦屋さんのキッチンでの調理やホールで配膳などもしています。

お蕎麦や食事も、安くて美味しい、蕎麦を実際にうって作っているから、コシあって美味いです。

温泉もあって、地域の方達には無料で開放しているのだとか。ひと家族ごとに名札があって、入浴するときには裏返すのだそうです。

もちろん一般の人にも開放していて、銭湯と同じ料金で入れます。(400円くらい?)もちろんここでも、障害者の方たちが一生懸命に仕事をしています。

街の中を歩いてみれば、ランドリーとか。

フットサルコートとか。

売店とか。

カフェとか。(これは外部の会社が運営)

ここでジャズライブとかもやっているそうです。

ガイア自然学校という、児童向けの遊びと学びの場もあります。小学校がすぐ隣にあって、学童保育の子達も学校が終わると、ここへ来るそうです。

あとは、アルパカが住むミニ牧場とか。

アルパカのまっちと、ニンゲンのもっちとの初対面。

この施設では多種多様な働き方で、それぞれが得意なところで活躍をしています。

とにかくすごいのは、思いついて実行するパワー。新しい取り組みは、普通ビビってしまいますが、これだけの大きなプロジェクトを推進している佛子園の理事長がすごいです(今回はお会いできませんでしたが)

ほとんどのケースで、近隣に障害者施設が来ると地域住民から反対意見が上がるのだそうです。もちろんこのエリアも、同様なことがあったそうです。しかし、地域を巻き込み試行錯誤しながら運営をしているようですが、職員の皆さんもそれぞれ意見を出しながらチャレンジしているようです。

あと、ただの施設となると無機質なデザインが多いのですが、ここはデザイン性も高く(さすが金沢)、まるでキャンプ場かグランピング施設のような、また室内空間もとても素敵です。

不動産に関わる仕事をしていますが、老若男女分け隔てなく、こんな感じで「ひとつの街」を形成しているのは初めて見ました。何十億掛かっているのかわかりませんが、意義のある仕事をしたいなぁと、改めて感じました。

ちなみに、今回は直接職員の方にご案内頂きましたが、見学は日本旅行さんが請け負っているようです。

夜は夜で会食です。毎日外をで歩いているので、胃が超絶疲れていますが、ここを越えたら1日休肝日を作れます。

ちなみに、金沢はこの時期、香箱カニが最高ですね。

この身の下に、内子と外子がぎっしり詰まっています。毎年この時期に金沢に来ていますが、やっぱり最高です。

今回もまた新しいご縁を頂けて、本当に感謝です。また新しい金沢を発見させていただけました。

北陸を後にして、新幹線で東京へ。最後は押し寿司のダメ押し。

打ち合わせと火曜日に向けた講義の準備を急いでやらなくちゃです。

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